引き続きメイキング。さきに「その1」をどうぞ。
6:主線完了。下書きは消したところ。髪の毛と眼鏡は別レイヤーになっているので、計4枚になっています。SAIでの作業はここまで。線画はすべて一枚に統合し、psd形式で保存。次は塗りに入ります。
7:ここからは「NEKO PAINT」フリー版での作業。アナログ的な塗りをするなら、これが一番好き。UIもシンプルで使いやすいと思います。ペンは自分でカスタムして作ったもの。ペインターの水彩に近いかな。
このソフトもシームレスに拡大縮小が出来て、絵をぐるぐる回せます。「H」キーでレイヤー全部が反転するのも一緒。しかもすんごく軽い。もう手放せないくらい愛しているソフト。
一番下のレイヤーにはベース色。その上のレイヤーに肌の色を置いて行きます。
8:顔の中身は気合が入ります。滑らかなグラデーションになるように、少しずつ馴染ませながらぬりぬり。この作業がとても楽しくて、うっとりしながら塗ってます(笑)。私はマスクを作って塗るのが苦手なので、ガンガンはみだしてます。あとから地道に消します。
9:塗り完了。レイヤーは全部で6枚。背景、肌、ジャージ、ジャージの陰影、髪、主線という風にわけてます。
ジャージの陰影はレイヤーのモードを乗算にして、透明度をさげ、グレーで陰を入れてます。
これで「ねこぺ」の作業は終了。レイヤーを全て統合して、bmp形式で保存します。
10:ここからは仕上げ作業。ソフトは「Azpainter」。このソフトもフリーウェア。シンプルで使いやすいソフト。でも細部まで使いやすさにこだわった、かゆいところに手の届く素晴らしいソフトです。おすすめ。
メイキング3 に続きます。