「ここでも邪魔するのか」「手塚あーっ!!」というぼったまの叫びで「ま、相変わらず跡塚」なんて軽く微笑んだのもつかのま。ページをめくったら眼鏡降臨。
「教えたのか?」
「いいや」
なんですか!ちょっと!この短い言葉。手塚の視線。たったこれだけで
意思の疎通が図れる関係だと見せ付けたいのか、お前達は。しかもやっぱりこいつら並んでる。並んで立ってるよ!(「勃ってる」でも可)
ここでの会話には以下のような意味が込められるようにしか私には思えない。
『手塚は俺には一切隠し事なんかしない。何でも俺には話してくれているはずだ。それはわかっているけれど、一応訊いてみようか。
教えたのか?』
『何を馬鹿なことを。俺はあったことを全部お前に話しているじゃないか。ふふ…困った奴だな。まあ、いい。一応安心させてやろう。
いいや』
ってことだと信じている。
もちろんこいつらがお互いのことをじっくり話すのはベッドの中に決まっている。だって、ラブラブなんだから。あのアイコンタクトには「さっそく今夜も再確認だ」「わかった」という意味が込められるのだ。そして「好きだよ、手塚」「俺もだ。乾」
たったあの1コマにこれだけの意味を込めてくれるなんて、コノミンにどれだけ感謝したらよいのか。ありがとう。あなたは神だ。
もう誰が坊主でもかまわない。今回、みんなぶちゃいくだった中、眼鏡二人だけが男前だったのもきっと神の粋な計らいだったと思う。ああ、これだからじゃんぷはやめられないわー。
それはそうと。
よく考えてみりゃあ、一年生とはいえ、テニス歴が一番長いのってリョマじゃねーのか。しかも英才教育受けてるんだし、経験豊富なのは当たり前なんじゃないか。コノミンの言うことはまったく正論だと
久しぶりに心から納得しました。