コノミン、お疲れ様でした。帯の「数々の伝説を残し」という言葉に、大きく頷いてしまいましたよ。
本当に、沢山の萌えと感動をありがとう。これからもずっとファンであり続けます。
やっと、全部読みました(レポート除く)。やっぱり寂しさは感じません。私の中では、全然終りじゃないみたいです。感想は短いですが、一応ボタンに隠しておきます。
まず本編。
乾が可愛い。なんでお前はそんなに可愛いのかと、胸倉つかみたくなるほど可愛いです。そもそも、乾はなぜリョマの試合を撮影しないのに、手塚の笑顔は盗撮するんだ。まず試合が優先だろう。連載時は、スルーしたけどコミックスでは一言いっておきたい。いや、気持ちはわかるけどな。
読み返しても、やっぱりいいラストだったなと思う。変に無理やり感動的な方向に持っていかず、リョマを小生意気なままにしてくれて嬉しい。柱継承の儀がなかったことも、三強を特別に思っている私にはありがたかった。リョマが旅立った後の海堂と桃も、けろっとしているのも良かった。だから、逆にいつか戻ってくるのかなって思わせてくれた。
で、小説部分。
なんで小説なんだろう?そっくり漫画にできなかったんでしょうかね?もしかして漫画を描けない状態なのだろうかと少し心配になりました。でも、きっとなにか別の事情があったのか、単に小説に挑戦したかったのだと思いたい。
優しい表情と美しい立ち姿の不二様に想像だけでうっとりです。さすが、私の王子様です。
そして、乾。最後の最後まで、可愛いやつめ。「お黙りなさい」で切り捨てられるのが、あまりに乾で笑いました。
手塚。手塚ー!卒業生代表なのは当然ですが、「私」って!中学生が「私」って!しかもそれが当たり前に聞こえるから不思議です。さすが手塚です。
リョマと試合するのは、当然だろうと思う。ここで、勝敗を書かないでくれたのも嬉しい。
リョマにとっては、全国大会優勝よりも意味のある試合なのだろうなあ。最後の最後まで手塚を特別扱いしてくれて、私は嬉しい。できれば、不二様とも何かあったらもっと嬉しかった。
本誌での連載が終わったときも感じたことだけど、やっぱり寂しさよりも清々しい気持ちが強い。いろんな可能性を感じさせてくれる終わり方だったからかな。誰かが「可愛そう」な状況になっていたら、きっとこんな風には感じなかったと思う。
少なくとも私の中では、乾塚は終わらない。連載時と変わらずに、二人が好きです。色んな「IF」が浮かんでくるし、まだまだ書きたい気持ちはなくならない気がします。これからも、乾塚に全力で愛を注ぐ毎日が続くだろうなあ。
「お黙りなさい」と言われて泣く乾の図。