乾は、好きな子には優しくしたいタイプなのではないかと思う。ていうか、そうあって欲しい。当サイト的には、当然相手は手塚ってことなんですが。
とにかく手塚に優しくしたい。困っていたら、手を貸したい。かまいたくてしょうがない。しかし、手塚だけに親切にしたら怪しまれる。
そうか!じゃあ、みんなに優しくすればいいんだ!とイージーに解決策を見出すデータ眼鏡。サービス過剰な、ちょっと鬱陶しい乾先輩の誕生です。
さて、手塚はどうかと言うと、好きな子に意地悪をしてしまうタイプではないかと。というか、乾限定の話なんですけどね。
手塚は乾のことが気になって仕方ないんだけど、それが恋心だというのは、自分でもわかってないわけですよ。
でもやたらと乾が視界に入ってきて(もちろん、見ているのは自分なんだが)、イライラ・もやもやしてしまう。乾も、手塚をかまい倒したいので、不機嫌そうなのを察して「どうした、手塚?なにか困ったことでもあるのか?」とつい声をかけてしまうわけだ。
しかし手塚は素直になれなくて、「俺にかまうな」とか冷たく言っちゃうわけさ!乾、しょんぼり。手塚は手塚で、乾にそんなことを言ってしまったことに、さらにイライラして、なおさら、ふたりはぎくしゃくしてしまうんだなあ。ああ、かわいいいいい。
で、お互いのことをぜんぜんわかってないのは、当人同士だけで、部員全員にバレバレです。みんな、「馬鹿だなあ、あのふたり」と温かく見守っているよ。