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トリプルジャケットの仕掛けにまんまと騙されました。ほんのちょっとの隙間部分まで印刷してあるんだもんなー。凝りすぎだ。これはもう実物を見ていただくのが一番ですな。
カラーページの紳士。び、微妙に似合ってないような。つか、服装のセンスがコノミンっぽいです。
中身については、大昔にも感想を書いたので、さらっといきます。
今見ても、紳士と詐欺師の入れ替わりが、ゴールデンをあんな表情にしちゃうほどの打撃を与えるとは思えないんだけど、まあいいか。スミレちゃんがクシャナさまみたいなことを言っているのがかっこいい。ふと思ったんだけど、若いころのスミレちゃん(リョマパパの話に出てきた)って、すでに青学の顧問だったんですよね?だとしたら、他の学校に羨ましがられただろうなあ。って、本編とはなんの関係もない妄想。
で、乾です。ああ、完全版は乾の試合が一冊にまとまっていて良かった。当時狂ったように叫びまくった記憶がありますが、またあの興奮がよみがえってきたよ!
「データは集まった」の後姿が本当にかっこいい。あの背中に手塚が爪を立てるかと思うと…はあはあ。
乾の闘志を感じさせつつも冷静な顔が、今見ると感慨深い。結局、乾の方が一枚上手…というよりも柳との決着をつけたい気持ちが強かったってことなんでしょうな。「4年と2ヶ月と15日」は、乾の方がより重かったんじゃないか。だから、あの試合を再現して、本当の意味でも決着をつけたかったんだろうな。乾のそういうところが大好き。小学生のころのあどけなさと今の乾のエロかっこよさの対比がたまらない。いったいなにがどうなって、こんなにエロく育っちゃったのかね、乾は。あ、手塚に出会ったからですね!
自分でも馬鹿だなあと思うのは、「過去を凌駕する」のアップの顔が正視できないこと。なぜか照れちゃうんだよ。
あと、多分過去に100回くらい語ったベンチに座るシーン。首と腕にかかったタオルとか、ノートに指先だけを乗せているところとか、コノミンの演出が神がかっていて死ぬ。
柳が「貞治、覚悟」と言ってから、今までの流れを思い出し、乾の真の狙いに気づくところも最高ですよ。「続きはここからだったハズだな」って!この台詞にこめた乾の思いを考えると、悶えてしまう。どのコマの乾も男前過ぎ。そしてとどめが「落とすわけにはいかない」の乾。かっこよくてもうどうしようかと。あの乾があんなガッツポーズを見せるんだよ!ああもう大好き!結婚して!手塚と!
ああ、手塚にも見せてやりたかったなあ…この試合。
勝った乾に桃と菊ちゃんが飛びつくのがかわいい。放課後を見ていると、乾をもっとも良く理解しているのは菊ちゃんのような気がしてならない。そして、あんな素晴らしい試合の直後に、汁を持ちだす乾を愛してます。
さあ、次は不二様ですよ。「天才は潰れると案外もろい」ですと?誰に向かって言ってんだ、コラ。不二様は見かけは王子様みたいだけど、そんなヤワじゃないぜ!攻めのテニスをする不二様の素敵なことといったら!
宙に舞ったあと、ストっと地上に舞い降りる不二様は、青学のアークエンジェルとお呼びしたい。この状況で、リョマの膝のことを考えるところも素敵です。すでに何度も読んでいるのに、続きを読みたい!と思わせてくれるテニスが本当に大好きだよ!
って、全然「さらっ」とじゃない。
オマケ:その頃の王子様でまさかカブちゃんをもう一度見られるとは。「ノスケ」って!どういうカブトムシだよ!しかもまだ続くとは(続きは一年後ですかい)
SQと完全版でテンションが上がりました。幸せです。