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完全版Season3:11巻感想

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学ランもいい

さっき、連載当時に書いた完全版10・11巻あたりの感想を読み返してみたんですよ。いやー熱いわ。今と比べると熱い(長いとも言う)。色んな意味で元気だったんだなと思う。同じことを繰り返すのもアレなんで、本編自体の感想はさらっと行きます。

まずは装丁から。カバー一層目の神の子が美しい。特に髪のなびき方が素敵。カバー内側では、リョマが五感を奪われてました。こわっ。本体も神の子で、カラーページも幸村。なるほど幸村祭ですね。

で、中身。
乾が夢で見た「メテオドライブ」って、不二様の「星花火」ですよね。事前に知っていた(見ていた?)から夢に出てきたんでしょうけど。でも「メテオドライブ」ってネーミングは、乾のセンスってことか?と、今頃になって気づきました。
当時散々つっこんだので、いまさらなんですが、なんで寝ている乾に眼鏡かけさせてたんだろう。しかもユニフォーム着たまま寝ているし。マニアの犯行としか思えません。
市丸ギン化した不二様、素敵だわー。でももっともしびれたのは、「同じ相手には二度負けない」宣言のときの不二様。やっぱり不二様大好き!
いまだに、どうして乾が不二様の新技を知っていたのか、ものすごく気になります。テニスって、団体戦と言ってもバレーやバスケのようなチーム一丸で戦うスポーツではないから、チームワーク的な描写は前述のスポーツ漫画よりは少ないですよね。だからこそ妄想が膨らむんだけど。実は不二様と乾は結構普段から仲良しだったりすると嬉しいなあ。実際はこっそり不二様を観察して、新技を知ったとかかな。それはそれで萌えます。
今読み返しても、テニスって不思議な漫画だ。「え?そこを描かないの?」ってのがすごく多かった。わざと描かなかったんだろうなって思えるものも、はしょったのかなと勘ぐりたくなるのもありました。でも、それがあったから何年も妄想し続けてきたのかもしれない。
完全版もあと1冊か。背表紙の乾が気になります。

巻末の「その頃の王子様」
いやんもう学ラン姿の三年生、萌える!一年生トリオが、ちょっと成長してますよ。手塚は美しいし、本当にコノミンのサービス精神は素晴らしいな。部室のドアを開けたときの乾と手塚が可愛くて萌え死んだ。
着想ノートによると、今回の「そのプリ」は小説版や新テニとは違う未来なんだそうで。こっちの未来もいいじゃないですか。今後、「そのプリバージョン」の話も書きたくなっちゃうじゃないか。この3P分だけで元が取れたと思いました。

完全版をコンプリートしたら通常版コミックスは不要かなと思ったりもするんだけど、手軽にぱっと読めるので、やっぱり手放せない。困ったもんだ。