心が狭いので、手塚のことしか語っていません。
それでも良かったらボタンクリックでどうぞ。
実は先週のうちに、勝敗は知ってました。それを知ったとき、頭をよぎったのは去年の夏の高校野球決勝だった。私は道産子ですから、当然駒沢を応援です。あの、文字通りの死闘の末、負けが決まった瞬間の気持ちがよみがえった。
駒沢は良くやったと思う。あれ以上を望んだらばちが当たるというくらい、すごい試合だった。両校とも「立派だった」と拍手を送りたい。でも、あれだけ頑張ったからこそ、彼らの勝利が見たかった。
そして、もうひとつ思い出したのは、「まいける・じょーだん」でした。一度引退したマイケルが、途中から復帰したプレイオフ。ファンの誰もが神が戻ってきたのだから、シカゴは勝つと信じた。でも2年のブランクは、大きかった。ブルズはファイナルに進むことなく敗退。あのときの、勝つのが当然だと思っていた人の負けを見てしまった気持ち。悔しさとか怒りとかじゃなく、ただ呆然とした気持ち。それに近いです、今。
実際に自分で読んでみても、やっぱり呆然としました。納得できるかと言われれば、全然出来ない。
手塚は絶対勝つと信じてた。この試合は、跡部戦を乗り越えるための試合だと、ずっと思ってた。同じような状況になった手塚が今度こそ勝利を掴んで、過去を越えるんだと信じきった。でも、そうじゃないんですね。やっぱりまた同じように手塚は負けた。それが悲しい。
誰よりも青学のことを思い、腕を犠牲にしてまで(手塚本人はそう思ってないかもしれないけど)戦ってきた手塚が、中学最後の試合で、優勝に貢献できないなんて、そんなの辛すぎませんか。手塚が辛くなくても、私は辛い。
でも、ここで私が泣こうがわめこうが、結果が覆ることはないし、自分の書いた言葉で自分が悲しくなりそうだから、今はあれこれ書かずにおきます。幸い、次のじゃんぷが出るまで時間があるので、頭と心の整理を兼ねて、何日かにわけて少しずつ感想を書いていこうと思います。
当分、眼鏡'sのCDやOVAはしまっておきます。今は楽しめそうにもない。絵や文もパラレルくらいしか考えられないなあ、きっと。
毎回、どんな展開であっても、「萌え」のひとつやふたつは見つけ出せたんだけど、今回は全然ない。今、頭がそういう風には回らない感じです。むしろ前半に「細腕国光に萌える」なんて言ってた自分を殴りたい。手塚に謝れ。ごめん。
手塚への愛は少しも揺らいでいません。本当に大好き。そして、これからも、ずーっと乾塚。それは間違いない。
ちゃんと、最後までついていきますよ、コノミン。手塚を負けさせた意味を、きっちり見届けるまでは、やめられるかっての。
過去に、まいける・じょーだんが言った言葉をひとつ。
「失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない」
手塚もそうなのかなと思うと、ちょっと泣きそうになった。
ほかの漫画の感想もちょっとだけ。ガマンが恋人って、素敵だと思いました。