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G366感想

うむ。今回は少々考えこんでしまった。
相変わらず妄想・捏造甚だしいですけど、それでも良かったらボタンクリックで、どぞ。

リョマが可愛くてびっくりだ。

一体、何事か。いや、記憶喪失になっていれば、人格くらい変わってもおかしくないのか。
記憶を失っているのに、こんなにほんわかしていられるということが、ある意味、凄いとも言える。

リョマの記憶を取り戻そうとする桃が健気です。「桃先輩って呼んでくれよ」なんて、手塚には死んでも言えない言葉だよなあ。これが不二様なら、「僕を忘れるなんて、いい度胸だよね」なんて仰るのかも。こうやって本気でリョマのために泣けるのは桃だけでしょう。やっぱりこの役目は桃じゃなきゃ駄目なんだろうなと改めて思った。

リョマに何があったかがちらっとだけ描かれましたね。南次郎さん、電車の中でも裸足か。すげーな。さすが、サムライ南次郎。しかも食べたのは釜飯。芸が細かい。
今回考え込んでしまったのは、「テニスは楽しいか」っていう南次郎さんの言葉。この言葉、深いなと思いました。
これがね、「面白いか」と言われれば、リョマは「うん」って答えると思う。でも、「楽しいか」なんだよな。
金ちゃんなら恐らく「楽しい」と即答するでしょう。もしかして、金ちゃんにあってリョマにないのは「楽しい」ってことなのかもしれない。子供のように無垢な気持ちで、テニスを楽しむ。それが天衣無縫の鍵なのか?と考えてしまった。というか、12歳って普通に考えれば子供だよな。

「楽しいか」という質問を青学のメンバーに質問したら、「楽しい」と答えるのは桃、菊ちゃんくらいじゃないだろうか。ああ、もしかしたらタカさんもそうかな。不二様と乾は「面白い」だと思う。
手塚に聞くのが怖い。手塚はなんて答えるんだろう。「好き」だろうか。でも、「楽しい」とは言わない気がする。そんな風に見えてしまう手塚が切なくてたまらない。まだ14歳なのに。でも、そんな手塚だから好きになったんだよな、きっと。

先週の感想で、スタート地点に戻るのだろうかと書いたけど、テニス部員としてのスタートじゃなくて、テニスそのもののスタート地点まで戻るってことだったのだろうか。スタート地点というより、原点という言った方がいいのかな。そこから、もう一度純粋にテニスの楽しさを体感するのか。そして、天衣無縫に続く道は、今までのリョマの歩いてきた道と今のリョマが進む道と、どこかで交差したとき新たに開けるのだろうか。
もしそうなら、この役目はやっぱり桃でいいと思う。「テニス部」の楽しさを最初に教えたのは、桃だと思うから。これが手塚なら柱継承の儀式になってしまって、「楽しい」ってことから遠ざかりそうな気がする。手塚の役割は、リョマが何かに到達したときにこそ、あるのかもしれない。
それに、手塚はリョマ一人のためにいるわけじゃない。病院にも行かずあの場所に居続けるのは部長としての責任だと思っていそうです。きっと、最後まで見届けないと、治療にすら行かないつもりなんだ。ああ、もう大好きだよ、手塚。

コノミンは、心理描写を極端に入れないから、妄想ばかりが膨らんでしまいますよ。しかも腐のフィルターがかかっているから、尚更です。ただ、そのフィルターは現時点では、乾と手塚にしか有効にならないようです。面白いものだなー。


他の漫画もちょっとだけ。

あいしーるど:読んで倒れそうになった。ヒル魔!ヒル魔!ヒル魔!うわあああああああああ。
ハンタ:くやしいけど、面白い。でも、コムギが!いい子だったのに…orz。
なると:自来也様は絶対死なないでー!