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完全版Season3:12巻感想

とうとう最後。
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25歳!

まずは装丁から。
表紙に主要キャラがずらり。乾…乾…。カバー内側は、リョマを胴上げしようとしてるシーン…ですよね?なんだか並んで立ちションしているみたいにも見えなくない。菊ちゃんのところまでは、リョマの身長では届かないんじゃ?乾は包帯しか見えてません。最後の最後までこの扱いか。本体は、胴上げで飛んでいる瞬間のリョマ。背景がレインボー。派手ですなあ!
カラーページもリョマでした。まあ、それはそうでしょうな。

本編はさらっといきます。連載時にしつこく語ったからな。
今読み返しても、ラスト数回は駆け足だったなと思う。特に、リョマがどうやって記憶を取り戻したかが見たかった。ゴールデンの試合も、もうちょっとじっくり描いてほしかったし。でも、何度読んでも手塚隠し撮り乾はいいものだ。お宝映像だよ、ほんとうに。どんだけ手塚が好きなんだ。

さあ今回の目玉に行きますよ。
10年後の手塚です。うわさではオールバックと聞いていたんですが、違いましたね。今と髪の分け目が反対で、ちょっと短くなっているかな。そんなに大きく変わっていないのに、なんだかエロス度が増しているような。ガタイが良くなっているからだろうか?優勝したんだろうに、あまり嬉しくなさそうなところが、ものすごく手塚です。
今後、未来設定の大人な乾塚を書くときは、この手塚を思い出すことになりそう。こんな男前な手塚が、乾の下になっているかと思うと!
桃と海堂は、ちょっとイメージと違ってた。ロンゲの桃……正直に言うと嫌だー。短い髪の方が似合うのに!海堂もなんだか南次郎さんみたいだし。でも10年後も仲がよさそうなのは嬉しいな。
リョマ……育っちゃったのね。リョマはあまり大きくならないでほしかったのだが。いや、小さいままでいてほしいわけじゃないんだけど、テニス選手としてはやや小柄ってのがいいなって思ってた。オラ、長身の男性が好きなんだけど、スポーツ選手に関しては「その競技をやるプレイヤーとしては、やや小柄」って人ばかり好きになるので。手前の三つ編みは桜乃ちゃんだそうですが、10年後も「長い三つ編み」なのか?

それにしても10年後塚。もうちょっと髪が乱れていたりすると、最高にエロいと思う。あのガダイで腹チラさせながらサーブ打ったりするかと思うとたまらないっす。

完全版コンプリートできて幸せでした。コノミンお疲れ様。

完全版Season3:11巻感想

短いです。
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学ランもいい

さっき、連載当時に書いた完全版10・11巻あたりの感想を読み返してみたんですよ。いやー熱いわ。今と比べると熱い(長いとも言う)。色んな意味で元気だったんだなと思う。同じことを繰り返すのもアレなんで、本編自体の感想はさらっと行きます。

まずは装丁から。カバー一層目の神の子が美しい。特に髪のなびき方が素敵。カバー内側では、リョマが五感を奪われてました。こわっ。本体も神の子で、カラーページも幸村。なるほど幸村祭ですね。

で、中身。
乾が夢で見た「メテオドライブ」って、不二様の「星花火」ですよね。事前に知っていた(見ていた?)から夢に出てきたんでしょうけど。でも「メテオドライブ」ってネーミングは、乾のセンスってことか?と、今頃になって気づきました。
当時散々つっこんだので、いまさらなんですが、なんで寝ている乾に眼鏡かけさせてたんだろう。しかもユニフォーム着たまま寝ているし。マニアの犯行としか思えません。
市丸ギン化した不二様、素敵だわー。でももっともしびれたのは、「同じ相手には二度負けない」宣言のときの不二様。やっぱり不二様大好き!
いまだに、どうして乾が不二様の新技を知っていたのか、ものすごく気になります。テニスって、団体戦と言ってもバレーやバスケのようなチーム一丸で戦うスポーツではないから、チームワーク的な描写は前述のスポーツ漫画よりは少ないですよね。だからこそ妄想が膨らむんだけど。実は不二様と乾は結構普段から仲良しだったりすると嬉しいなあ。実際はこっそり不二様を観察して、新技を知ったとかかな。それはそれで萌えます。
今読み返しても、テニスって不思議な漫画だ。「え?そこを描かないの?」ってのがすごく多かった。わざと描かなかったんだろうなって思えるものも、はしょったのかなと勘ぐりたくなるのもありました。でも、それがあったから何年も妄想し続けてきたのかもしれない。
完全版もあと1冊か。背表紙の乾が気になります。

巻末の「その頃の王子様」
いやんもう学ラン姿の三年生、萌える!一年生トリオが、ちょっと成長してますよ。手塚は美しいし、本当にコノミンのサービス精神は素晴らしいな。部室のドアを開けたときの乾と手塚が可愛くて萌え死んだ。
着想ノートによると、今回の「そのプリ」は小説版や新テニとは違う未来なんだそうで。こっちの未来もいいじゃないですか。今後、「そのプリバージョン」の話も書きたくなっちゃうじゃないか。この3P分だけで元が取れたと思いました。

完全版をコンプリートしたら通常版コミックスは不要かなと思ったりもするんだけど、手軽にぱっと読めるので、やっぱり手放せない。困ったもんだ。

完全版Season3:9巻感想

今月も通常版購入。いつもと違う書店で買ったら、通常版山積みだった。
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短いです。

手塚、綺麗だなあ。

カバー一層目の手塚が綺麗です。テニスには美形やら男前が沢山存在してますが、手塚ほど「綺麗」という言葉が似合う人はいないと思うの。二層目の真田はテニスのポーズじゃない。しかし、本体のインパクトには負けます。過去の表紙の中でもトップクラスのインパクト。触覚がすごいことになってます。
カラーページのうざうざーさん、足、ながっ!

さて、中身です。金ちゃんVSリョマのあたりから焼肉バトルの途中までは、頻繁に読んでいるので(38巻)、今改めて語るところはないかな。
バトル後半は、久しぶりに読みました。選手(?)紹介のところで、乾は「今度は何を見せてくれるのか」って、ちゃんとフラグが立っていたんだな。当時、オラは気づいてたっけ?
しかし、乾の下半身、本当に大丈夫だったのか。あと、あんなに簡単にぺろんと脱げるものなのか。ぺろんと剥いておいて「あ」で済ます手塚。マイペースだなあー。そもそも、焼肉もそんな必死に食べてないもんなー。そんな手塚が大好きです。

対真田戦に関しては、あまり語りたくない。というか、読み直すのもちょっと気が進まなかった。吹っ切れているつもりだったけど、そういうわけでもなかったようです。
でも、ひとつだけ。真田の「ただでは帰さん」ってどういう台詞なんだろうなあ。

巻末のカブリエル戦記。まさかの乾参戦。あのロボカブトムシは乾の自作ですか。クオリティ高すぎるだろう。乾はロボット工学方面に進めば大成するんじゃないのか。カブトムシまで乾眼鏡をかけているこだわり。しかし、着想ノートによると「警備員に強制退場させられた」ようです。不憫な子。そんなところも好きです。