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G361感想

正直な話、テンションが微妙です。ものすごく楽しんでいるわけでもないし、かといって、どかーんと落ち込んでいるわけでもない。微妙に、もやもやしつつ不二様を応援しているという状態です。感想もいまひとつ煮え切らないのですが、それでも良ければボタンクリックでどうぞ。

幸村も仁王に騙されていたという事実が妙に嬉しいのは何故だろう。

真田は簡単に騙されそうなので、驚きません。
しかし、仁王は好きなキャラなので、「仁王」として描かれないまま試合が展開していくのは、ちょっと悲しい。手塚に会えるのは嬉しくないわけじゃないんですけどねー。でも手塚じゃないしね。普通に仁王VS不二戦が見たかったな。面白い組み合わせだと思うのに。最終的に、不二VS不二(様)、もしくはリョマVS不二(様)にもっていってくれないかと期待してます。

それにしても、不二様。それは手塚じゃありませんよう。仁王相手に、その回想シーンは……!
しかもそのシーン、前に見た。アニプリで見た。不二塚っぽくて落ち込んだということは全然なくて、不二様が手塚に特別な思いを抱いていない方がおかしいと思ってるので、普通に読みました。
私は、旧三強への思い入れが強くて、お互いに特別な絆(ホモとも友情とも違う)みたいなのを感じていて欲しいと願っているんですよ。だから、過去にああいうシーンがあっても納得がいく。出来れば乾も絡んでくれると尚嬉しいんですが。
それはそうと、スコアボードの「手塚クン」が泣けますね、あれ。不二様は掴みかかっているのに、手塚は「困ったなー」程度の表情なのがあまりにらしくて、そこにも泣けます。手塚に、悪気はないんだ。ただ、ちょっと鈍いだけなんだ……!と思いたい。

ところで、ここでひとつの疑問が。不二様と手塚はランキング戦も含めて、過去に一度しか対戦したことがないとありますね?なんで?実力1位と2位だから、同じブロックにはしないってこと?でも練習試合くらいはしてもいいんじゃないの?
不思議でしょうがないのは、「乾と手塚は何度も試合をしている」という事実。不二様とは試合しないのに、なぜ乾と?
ははーん、読めたで(うる星のランちゃんの声で再生すると、臨場感が味わえます)。乾との試合が多いのは、手塚のわがままですね?「俺は乾とやりたい」「乾とやらせろ」「乾じゃなきゃ嫌だ」「乾となら何度でもやりたい」「初めては、乾と決めていた」(一部不適切な表現がありました)などと、部長特権を振りかざして、何度も「お相手は乾」をご指名していたんですよ、きっと。この、乾大好き部長め!今宵の伽を選ぶお殿様か、お前は。いや、それでも全然構わないけどな。
いやあ、意外なところから、乾塚萌えが降ってきました。乾がいなくても、乾塚を見出せる自分の妄想力に乾杯(いぬいはい)。

最後のコマの不二様が、汗一つかかれていらっしゃらないのが萌えました。不二様はこうでなきゃな!

それにしても、手塚はマイペースですね。きっとまた乾のことしか考えてないんだ。

G359感想

今回は無駄に長いです。意外と私はすっきりしているので、逆に不愉快になられる方もいらっしゃるかもしれません。それでも大丈夫な方だけボタンクリックでどうぞ。

私の負けだ。

今回ほど神の掌の上で踊らされている自分を実感したことはありません。完璧にやられました。読者予想の斜め上とか、そんなレベルじゃない。正直に告白します。私はもう乾ファンを名乗る資格はないかもしれない。最初に某所でネタバレを見たとき、大爆笑してしまいましたよ。
包帯グルグル巻きって!乾、志々雄かよ!や、髪がはみ出してないってことは、乾は刈られちゃったのだろうか。なんで包帯の上から眼鏡なのか。あれで呼吸ができるのか。音が聞こえるのか。どうして海堂が頷いたことがわかるんだ。しかもどうして包帯の上にジャージなんだ。そんなツッコミはとりあえず横においときます。

なんちゅうかね。もう完敗です。先週までの重苦しい気持ちを、こんな形で消化させていただくとは思っても見ませんでした。実のところ、もっともっとシリアス(そりゃそうだろう)で悲惨な状況を予想していたので、意外とほっとしていたりするくらいです。
これで乾の包帯に血が滲んでいたり、身体を動かすこともできないとか、点滴の管を描かれたりしてたら、私が再起不能になるところだった。乾が案外平然と(包帯以外は)しているので、安心しました。少なくとも身体を起こすこともできるし、自分の状況を把握できているようだし(包帯はともかく)、おそらくは表面的な損傷ばかりで、骨や内臓は無事なんじゃないかと思う。もう、それだけで私は嬉しいよ。
あそこまでぐるぐるにされたら、少なくとも生々しい痛みを感じずにすむから、コノミンは読者を笑わせるというだけでなく、ショックを和らげる目的もあったのかもしれない。好意的に受け取りすぎだろうか。

だってね。笑っちゃったんだもん。ここにきて、これほど笑わされちゃったら、神の邪道な才能を認めるしかない。ああ、もういいです。好きにしてください。どんなにのた打ち回るほど辛くても、最後まで神にお供しますとも。

この展開を全部あっけらかんと受け入れているわけじゃないですよ。そりゃ悔しいです。乾の中学最後の試合が、こんな形で終わったのは悲しくてしかたない。ろくな活躍もできないまま、途中棄権で、しかも仲間の試合を見られないなんて。優勝しても、その場に乾はいられないんですか。不二様のデータ、取らせてやってくれよ。何より、手塚と引き離すなよ。そういう辛い思いは、しっかりあります。

でも、乾なら許せるってどこかで思っているのも本当。あんな扱いをされても、乾にがっかりすることは、私はない。引かれてしまうのを覚悟で書くけど、包帯グルグル巻きの乾を見て、頭の形がきれいだなってちょっと惚れ惚れしちゃったんですよ。輪郭そのものが綺麗というか。変な話、鼻とか唇のシルエットだけで美形だってわかる。ある種、コノミンの絵のもつ魅力が凝縮している気がしたんだな。

そんでね。あの状況で「へ?」って答える乾の可愛らしさに眩暈がしました。そして、自分は病院のベッドに寝てるってのに、不二様の心配をしている優しさに胸を打たれたよ。いい奴だ。なんていい奴なんだ。大好き、乾……!

勝敗に関して思うこともあるんだけど、それは別の場所に書くことにします。ものすごく身勝手な予想をすることになりそうだから。

さて、不二様。あちこちで、市丸ギン化していると書かれてましたが、本当にギンっぽかった。ギン好きなので、それはかまいません。多分、本気で怒っていらっしゃるんでしょうね。「乾が世話になったね」って言ってほしいけど、それは赤也に言わなきゃ意味ないしな。
手塚の「不二…お前は…」に続く言葉は、「…あれ?何を言おうとしたんだっけ…俺」じゃないかと睨んでます。それはともかく、手塚も怒っているんじゃないのか、あの顔。

決勝で勝利してくれることを、一番強く願っていたのが不二様だったので(手塚は心配しなくても勝つと思ってた)、来週からがとても楽しみです。テニスを「楽しみ」にできるのは、すごく久しぶりだなと今気づいた。

他の漫画のこともちらりと。
自来也様、死んじゃうのかな。嫌だよ。死なないで!
そんでもって、ヒル魔…!好き!大好き!

G358感想

うまくまとめられる自信がないので、思いつくままに書いてます。つながってません。
立海大好き様は見ないで頂きたい。海堂にも厳しいことを言っているので、大丈夫な方だけボタンクリックでどうぞ。

言葉が見つからない

手塚ショックから立ち直ってないうちに、これですか。手塚の苦しむ姿がまだ生々しく記憶に残っているのに、今度は乾。いい加減にしてくれ。本当に。

私は別に流血シーンに弱いとか、乱暴な描写が苦手とかそういう人種ではありません。それが自然な設定の中で描かれている分には、まったく平気です。むしろ、好んでいるといってもいい。でも、テニスに流血が必要ですか?せいぜい、転んで膝をすりむくとか、マメがつぶれて血が出たとかで十分じゃないか。

今まで沢山の萌えを与えてくれた原作を嫌いになんかなりたくない。立海大も好きだったのに。このままだと、素直に好きとは言えなくなってしまいそうだよ。でもでもでも、やっぱりコノミンの描く乾と手塚が一番素敵なんです。当たり前だけど。もっと、神の描く乾と手塚を見ていたいのに、目を背けたくなるこの展開が本当に辛い。

先週は確か4-1で立海リード。今回が5-1なので、わずか1ゲームの間に、これだけ流血するってどんな威力なんですか、赤也の打球は。海堂は「俺を狙え」とか言っている暇があったら、乾の前に立ちはだかって弾除けにでもならんかと思ってしまいましたよ。そんなこと考えちゃう自分が嫌だ。
そもそも、海堂が、やられたやらやり返せ的な報復をしたことが腹立たしい。そんなことをしたら、赤也と同じに成り下がってしまうことがなぜわからんのだ。

赤也はもうデビル化だろうが、魔道に堕ちようがどうでもいい。そのうち、天罰が下るに違いない。いっそ武装天使化した不二様が立海大に正義の鉄槌を振り下ろすがいい。

思い出すと涙が出そうなのは、手塚の表情。あの手塚があんなに感情を表に出したことがありましたか。
なんだか次の瞬間に泣きそうに見えた。それを思い出すと私が泣きそうだ。

どうか乾が深刻な怪我をしていませんように。今はそれを願うだけ。