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G353感想

心が狭いので、手塚のことしか語っていません。
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お疲れ様、国光。

実は先週のうちに、勝敗は知ってました。それを知ったとき、頭をよぎったのは去年の夏の高校野球決勝だった。私は道産子ですから、当然駒沢を応援です。あの、文字通りの死闘の末、負けが決まった瞬間の気持ちがよみがえった。
駒沢は良くやったと思う。あれ以上を望んだらばちが当たるというくらい、すごい試合だった。両校とも「立派だった」と拍手を送りたい。でも、あれだけ頑張ったからこそ、彼らの勝利が見たかった。
そして、もうひとつ思い出したのは、「まいける・じょーだん」でした。一度引退したマイケルが、途中から復帰したプレイオフ。ファンの誰もが神が戻ってきたのだから、シカゴは勝つと信じた。でも2年のブランクは、大きかった。ブルズはファイナルに進むことなく敗退。あのときの、勝つのが当然だと思っていた人の負けを見てしまった気持ち。悔しさとか怒りとかじゃなく、ただ呆然とした気持ち。それに近いです、今。

実際に自分で読んでみても、やっぱり呆然としました。納得できるかと言われれば、全然出来ない。
手塚は絶対勝つと信じてた。この試合は、跡部戦を乗り越えるための試合だと、ずっと思ってた。同じような状況になった手塚が今度こそ勝利を掴んで、過去を越えるんだと信じきった。でも、そうじゃないんですね。やっぱりまた同じように手塚は負けた。それが悲しい。
誰よりも青学のことを思い、腕を犠牲にしてまで(手塚本人はそう思ってないかもしれないけど)戦ってきた手塚が、中学最後の試合で、優勝に貢献できないなんて、そんなの辛すぎませんか。手塚が辛くなくても、私は辛い。

でも、ここで私が泣こうがわめこうが、結果が覆ることはないし、自分の書いた言葉で自分が悲しくなりそうだから、今はあれこれ書かずにおきます。幸い、次のじゃんぷが出るまで時間があるので、頭と心の整理を兼ねて、何日かにわけて少しずつ感想を書いていこうと思います。

当分、眼鏡'sのCDやOVAはしまっておきます。今は楽しめそうにもない。絵や文もパラレルくらいしか考えられないなあ、きっと。
毎回、どんな展開であっても、「萌え」のひとつやふたつは見つけ出せたんだけど、今回は全然ない。今、頭がそういう風には回らない感じです。むしろ前半に「細腕国光に萌える」なんて言ってた自分を殴りたい。手塚に謝れ。ごめん。

手塚への愛は少しも揺らいでいません。本当に大好き。そして、これからも、ずーっと乾塚。それは間違いない。
ちゃんと、最後までついていきますよ、コノミン。手塚を負けさせた意味を、きっちり見届けるまでは、やめられるかっての。

過去に、まいける・じょーだんが言った言葉をひとつ。
「失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない」
手塚もそうなのかなと思うと、ちょっと泣きそうになった。


ほかの漫画の感想もちょっとだけ。ガマンが恋人って、素敵だと思いました。

G352感想

今回は短いです。私の言う言葉はもう決まっているから。
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なんかもう開き直った。

実は、早売りの感想を書いていらっしゃる方のところをまわって、展開だけはすでに知っていたんです。それを読んだときは、正直やり切れなくて、本誌を読むのも辛かった。
自分の目で確かめても、やっぱりやりきれないし、割り切れないし、苦しいんだけど、それなりに吹っ切れた気はします。
今は、大石と同じ心境かもしれない。死ぬほど心配だし、言いたいことも山ほどあるけど、とにかく精一杯応援したい。越前のためとか、青学のためとかを抜きで、手塚がどうしても勝ちたいんなら、好きにして来い。そのかわり、必ず勝って来いといってやりたい。そのあとで、一発殴らせろ、くらいは言うかも知れないけど。

でもね。やっぱりスミレちゃんは止めるべきだと思う。それは指導者として取るべき行動。止める決断を大人がしなくて、誰がするの。泣いてる場合じゃないだろう。

なんだか、手塚は勝つような気がしてきた。先週までは絶望的な気持ちでいたんだけど、今回、少なくとも手塚本人は負ける気はしてないように見えた。幸村が読みを間違ったこと、真田がアイシングしなかったこと。大石はちゃんと手塚をフォローしたこと。これ、全部勝利への伏線じゃないのかな。
手塚は勝つ。勝って次に繋ぐ。そう信じて次号を待つ。あれこれ言うのはその後にします。

あとですね。越前のために時間を稼いでいると言った不二様のお顔が、すっごく可愛かった。めちゃめちゃ、きゅんとした。不二様って、手塚のことも、リョマのことも大好きなんじゃないかなと思いました。

他の漫画の話もちょこっとだけ。トビ!トビ!

G351感想

痛い痛い痛い。胃が痛い。今回も感想らしい感想にはなっていません。手塚手塚言ってるだけです。それでも良かったらボタンクリックでどぞ。

てづかー!どうしてお前はそうなんだー!

もう手塚が肉体的に痛めつけられるところを見たくないんだよう。腫上がった肘が痛々しくて泣ける。
私は細胞レベルで乾塚者なんだけど、やっぱりこういうときは大石なんだな、と思った。泣き崩れるほど手塚に心を痛めても、ちゃんと手塚を支えてやろうとする。なんていい奴なんだ、大石。テニスワールド1、出来た副部長だと思う。というか、他校の副部長ではっきり覚えてるのって、真田くらいだってことに今気づいた。

スミレちゃん、頭抱える暇あったら、ちゃんと手塚を止めにいかんかい。大人の、監督の役割だろう、それは。きちんと冷静に手塚と話すべきだ。それは指導者の義務で責任。例えとめても無駄だとわかっていても、やるべきだと思うんだけどな。

乾は、自分で言った言葉に自分でショックを受けそうだなあ。人に言われる前に、自分で言っちゃう奴だとも思う。手塚とは違う種類の痛々しさがあって、こっちにも泣けてくる。

手塚は周りが思っているよりも冷静なんですね、きっと。勝算があるからやっている。そんな風に見えた。でも、それがどんなに残酷なことかまでは分かってないんだな。誰も手塚の腕と引き換えの勝利なんか望んでない。下手すると、あの場にいた全員がこの試合を一生背負っていかなければならないかもしれないなんて、手塚は少しも考えてないんだろう。それが手塚だからな。ホントになんて子だ。ああもう、ぶん殴りたいほど愛しい。

幸村の冷静さも素敵ですね。幸村はこうでなきゃいかん。でも、これが「負けフラグ」のダメ押しになるのでは?とも考えてしまった私はやっぱり青学ファンなんだな。真っ向勝負を捨てろといわれ、自分のテニスに迷いが生じて……なんて展開になるんじゃないかというのは、ただの願望ですね。ごめん。
真田も好きだから、苦しいです、この試合。しかし、いくらなんでも光速ではないだろう。

勝ってくれ。頼む。じゃんぷ、毎週2冊買ってもいいから、勝って。

しかし、なぜにドイツ?確かにドイツからは何人も凄い選手は出ておりますけれども。
でもアメリカじゃなくてよかった。アメリカナイズされた国光なんて想像したくもないからな!
ぼったまだったらイギリスなんだろうなあ。というか、普通にイギリスにもお家がありそうですよね。


他の漫画の感想もちょっと。トビが可愛そうだと思いました。