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G360感想

全面的にオッケーでもなければ、激しくショックというほどでもありません。どうにも煮え切らない状態で、感想もしゃっきりしません。そんな状態でも大丈夫という方のみ、ボタンクリックで。基本的に、立海大ファンの方はご覧にならない方が良いかと思います。
感想絵もありますが、ふざけた絵なので、ボタン内に格納しておきます。

こんなときに限って

仁王の背後霊化している手塚がとても綺麗なのが、なんとも皮肉だなーと思いました。

ネタバレで今回の展開を知ったときは、すごく嫌な気持ちになったんだけど、樺地戦のせいで耐性がついていたようで、自分の目で見たら、そうでもなかった。でも、全然すっきりしません。自分でもその理由がわからず、もやもやしていたんですが、やっとわかりました。でも、ここには書きにくいので、地下の方に吐き出そうかと。

仁王の手塚化はアニプリの「プリテンダー戦法」に近いのかなと感じました。あの試合のような展開になるとすると、すごくしょぼ(以下自主規制)。いや、そんなことにはならないよ。きっと。不二様の試合ですもの、そうであってほしい。
ところで一体仁王は、なんのデータを集めているんだろう。手塚のデータ?不二様のデータ?意味が良くわかりません。どうでもいいけど、ダニって何?仁王、どこの人?それすらも罠?どうでもいいといいつつ引っかかります。

この展開も、仮想手塚VS不二様という夢の対決を見せてやろうという、コノミンなりのサービスなのかな。しかし、絶対勝てない相手を用意するなら、「幸村」にしとけばいいんじゃないの?それとも、精神的なダメージを不二様に与えたいわけ?不二様はそういうタイプじゃないと思うんだけどなあ。大石や乾になら、効果ありそうな気がしますけどね。手塚になりきらないと、手塚と同じ技は使えないということなのか、心理作戦なのか微妙なところだなあ。まあ、そこらへんは、どうでもいいっちゃあ、どうでもいいんですけど。

コノミンは、「自分の技をそっくり返される」とか、「●●が○○と同じ技を!」って展開に、どうしてこれほどこだわるのか。でも、「誰かのコピー」ってのは、もういらない。正直言って飽きました。
簡単に(かどうかは知らんけど)真似できるなら、ちっとも「百錬自得」じゃないじゃんよ。百回の鍛錬でようやく己の物とするって意味じゃないのか。いや、今更そんなことを言ってもしょうがないことはわかってるんだけど。
最終的には、仁王のコピー手塚は本物の手塚とは違うという「差別化」を見せて、手塚の面目を保った上での不二様勝利ってことになるのかなあ。どっちにしろ、負けるのは仁王であって手塚本人じゃないので、不二様の華麗な勝利を期待してます。心の底から、不二様の武装天使化希望です。天使の声で、敵の攻撃を無効化にするとよろし。

前から、コノミンはどこまでが計算で、どこからが天然なんだろうとずーっと考えていたんだけど、私が考えるよりも遥かに大きいスケールの「天然」なのかも知れないと、最近になって思ってる。コノミンは、その瞬間ごとに、読者にインパクトを与えることしか考えてないんじゃないのか。辻褄が合わないとか、自分で作り上げてきたキャラクター像の否定(というより破壊?)とか、全然気にしてないような気がする。

あちこちで、コノミンは「読者の予想の斜め上を行く」とか言われてますよね。私が、どんな予想をしているかといえば、最終的にリョマがナンバーワンになるとしか考えてないんすよ。こうだといいなという願望はあったけど、すでに手塚戦、乾戦が終わった今、それも消えてしまったし。だから、対処療法的に、一話進むごとに、ついていけなくなりそうな自分をなんとか納得させているような気がする。どなたかが、「ついていけないなら、ついていかなければいい」と書いていらしたが、それが真理かも。

でも、確かにもうついていけなくてもいいのかもしれない。手塚と乾の試合が終わってしまった今、私にとっての絶望的な展開というのは、もう存在しないんじゃないかな。強いて言えば、手塚の左腕がどうなるかだけが問題。「手塚の負け」以上の絶望は、きっともうない。絶望しても、手塚と乾に対する愛は少しも冷めてないので、私のスタンスはこれからも変わらない。多分。
ただ、萌とか別の次元で、普通に少年漫画として楽しんでいる部分が、どう反応するかはわかりませんけど。

ますます、リョマの記憶喪失は南次郎さんが意図的に起こした「天衣無縫」にいたるための手段としか思えなくなってきた。大魔王幸村に対抗するには、桃太郎や金太郎的な「無垢な子供」が必要なのかもしれない。

この試合を、乾は見たいだろうか。見て欲しい気もするし、見て欲しくないとも思う。

阿呆な感想絵。いつもと変わらなく見えるけど、手塚はどんな気持ちで不二様の試合を見ているだろうと考えてみた。

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きっと乾のことしか頭にしかなくて、まともに試合を見ていないんだぜ!

あれ。いつのまに、こんな長い感想を書いていたんだろう。読み返してびっくり。

落書き

ブレザー乾。

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学ランとブレザーのどちらが好きかと聞かれたら、迷わずブレザーと答えます。正確には、ネクタイが好きなんですが。だからネクタイのないブレザーはそんなに好きじゃないです。
でも学ランの下の白シャツは萌える。

青学は学ランの方がいいなーとは思う。青学っぽい。手塚は学ランの方が似合いそうだし。乾はどっちでも可。

不二様はブレザーだな。タカさんは学ラン。リョマは…うーん…学ランかなあ。大石は学ラン。菊ちゃんはどっちも似合う。桃と海堂は学ラン。そんなイメージ。

今思うと、山吹の制服が一番似合っているのは、あっくんじゃないかと思う。山吹の制服を思い出そうとすると、自然とあっくんが浮かんでくる。あっくんて、絵になる人だよな。実はかなり好き。

テニスに暴力を持ち込まれるとつらいんだけど、あっくんは試合そのものには暴力は持ち込まないんだよね。そこんとこ、筋は通すぜって感じで好きでした。

G359感想

今回は無駄に長いです。意外と私はすっきりしているので、逆に不愉快になられる方もいらっしゃるかもしれません。それでも大丈夫な方だけボタンクリックでどうぞ。

私の負けだ。

今回ほど神の掌の上で踊らされている自分を実感したことはありません。完璧にやられました。読者予想の斜め上とか、そんなレベルじゃない。正直に告白します。私はもう乾ファンを名乗る資格はないかもしれない。最初に某所でネタバレを見たとき、大爆笑してしまいましたよ。
包帯グルグル巻きって!乾、志々雄かよ!や、髪がはみ出してないってことは、乾は刈られちゃったのだろうか。なんで包帯の上から眼鏡なのか。あれで呼吸ができるのか。音が聞こえるのか。どうして海堂が頷いたことがわかるんだ。しかもどうして包帯の上にジャージなんだ。そんなツッコミはとりあえず横においときます。

なんちゅうかね。もう完敗です。先週までの重苦しい気持ちを、こんな形で消化させていただくとは思っても見ませんでした。実のところ、もっともっとシリアス(そりゃそうだろう)で悲惨な状況を予想していたので、意外とほっとしていたりするくらいです。
これで乾の包帯に血が滲んでいたり、身体を動かすこともできないとか、点滴の管を描かれたりしてたら、私が再起不能になるところだった。乾が案外平然と(包帯以外は)しているので、安心しました。少なくとも身体を起こすこともできるし、自分の状況を把握できているようだし(包帯はともかく)、おそらくは表面的な損傷ばかりで、骨や内臓は無事なんじゃないかと思う。もう、それだけで私は嬉しいよ。
あそこまでぐるぐるにされたら、少なくとも生々しい痛みを感じずにすむから、コノミンは読者を笑わせるというだけでなく、ショックを和らげる目的もあったのかもしれない。好意的に受け取りすぎだろうか。

だってね。笑っちゃったんだもん。ここにきて、これほど笑わされちゃったら、神の邪道な才能を認めるしかない。ああ、もういいです。好きにしてください。どんなにのた打ち回るほど辛くても、最後まで神にお供しますとも。

この展開を全部あっけらかんと受け入れているわけじゃないですよ。そりゃ悔しいです。乾の中学最後の試合が、こんな形で終わったのは悲しくてしかたない。ろくな活躍もできないまま、途中棄権で、しかも仲間の試合を見られないなんて。優勝しても、その場に乾はいられないんですか。不二様のデータ、取らせてやってくれよ。何より、手塚と引き離すなよ。そういう辛い思いは、しっかりあります。

でも、乾なら許せるってどこかで思っているのも本当。あんな扱いをされても、乾にがっかりすることは、私はない。引かれてしまうのを覚悟で書くけど、包帯グルグル巻きの乾を見て、頭の形がきれいだなってちょっと惚れ惚れしちゃったんですよ。輪郭そのものが綺麗というか。変な話、鼻とか唇のシルエットだけで美形だってわかる。ある種、コノミンの絵のもつ魅力が凝縮している気がしたんだな。

そんでね。あの状況で「へ?」って答える乾の可愛らしさに眩暈がしました。そして、自分は病院のベッドに寝てるってのに、不二様の心配をしている優しさに胸を打たれたよ。いい奴だ。なんていい奴なんだ。大好き、乾……!

勝敗に関して思うこともあるんだけど、それは別の場所に書くことにします。ものすごく身勝手な予想をすることになりそうだから。

さて、不二様。あちこちで、市丸ギン化していると書かれてましたが、本当にギンっぽかった。ギン好きなので、それはかまいません。多分、本気で怒っていらっしゃるんでしょうね。「乾が世話になったね」って言ってほしいけど、それは赤也に言わなきゃ意味ないしな。
手塚の「不二…お前は…」に続く言葉は、「…あれ?何を言おうとしたんだっけ…俺」じゃないかと睨んでます。それはともかく、手塚も怒っているんじゃないのか、あの顔。

決勝で勝利してくれることを、一番強く願っていたのが不二様だったので(手塚は心配しなくても勝つと思ってた)、来週からがとても楽しみです。テニスを「楽しみ」にできるのは、すごく久しぶりだなと今気づいた。

他の漫画のこともちらりと。
自来也様、死んじゃうのかな。嫌だよ。死なないで!
そんでもって、ヒル魔…!好き!大好き!